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港町・亀崎を行く
知多半島の商業の中心的イメージの半田だが、古い街並みが残り、なんとなくのんびりした雰囲気が漂う亀崎は個人的にも好きな地域である。 10月に5年に一度の「はんだ山車まつり」が開かれ、なんと 48万人の人が訪れたそう( 48万分の1は私)。市内 31台の山車がずらーっと並ぶ光景は圧巻だったが、中でも国の有形文化財に指定されている亀崎地区の5台の山車は見事。半田は毎年春に各地区で山車祭りが行われているが亀崎地区の祭りは「潮干祭」と呼ばれ特に有名で浜辺に5台の山車が曳き下ろされる勇壮な祭りだそうだ。
突然ですが、ここで前号に続きワンポイント豆知識・亀崎編を。 JR亀崎駅の駅舎は大変歴史を感じさせる建物なのだが、なんと明治 19年の武豊線開業当時からのもので、現存する JRの駅舎の中では日本最古!ナンバーワン !!「へぇ〜ボタン」連打である(古いか)。
さて、肝心のお遍路の話をば。最初に海沿いに建つ 54番海潮院をお参り。1番曹源寺から半島を時計回りに囲むようにお寺の番号がふってある知多四国霊場の、 10番・ 20番代がふられている半田でなぜ突如 54番なのかって?良い質問です。あなた、なかなか脳年齢がお若い。元々 54番は野間のお寺にあったそうだが、明治の頃にそのお寺が知多四国霊場札所を返上する事になり、海潮院が札所番号を引き継いだという裏話があるそうだ。亀崎の住宅街を行く。ぽかぽかの日差しと古い街並み、風にたなびくお洗濯物・・・。昭和の香りプンプンだなぁ、とまったりしながら東光寺へ。こちらの弘法堂には弘法様の 62年の生涯を年毎に表した「年弘法」と言う像が祀られている。本来は 62体だが、昭和 20年の地震でバラバラになってしまった為、現在は修復した 47体が祀ってある。色もまだ鮮やかでかなりリアル。「弘法像」というよりちょっとマネキン的、「弘法堂」と言うより博物館的、今まで巡ったお寺とは随分感じが違いとっても興味深かった。
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