お接待
野間大坊の納経所で( 50番と 51番の二ヶ所のご朱印を頂ける)お庫裏さんからパックされた煮豆を頂いた。これまでも色々なお寺でお饅頭や果物を頂いたり、お茶をご馳走になったりしたが、お参りに来て物を頂くなんて最初はとても気がひけた。が、これは「お接待」といってお遍路さんへの施しの風習なので断るものではないのだそう。「接待」と聞いて高級料亭で「まぁ、まぁ、一杯どうぞ」を思い浮かべてしまったあなたは少々煩悩が多めだと思われるので今すぐにでもお遍路を始めてほしい。しかし、「お留守番してるお姉ちゃんの分もお豆もう一袋下さい」と言い放った若干5歳児の我が子は、煩悩の固まりなのか、はたまた姉への慈悲に満ちた子なのか。弘法様、教えて・・・
常滑へ北上すると、海岸沿いの道に「盛田・味の館」がある。「ねのひ」で有名な伝統ある酒蔵・盛田の施設で食事や盛田の商品の買い物ができる。初めて知ったのだが、常滑市小鈴谷はあの「世界のSONY」の創業者・盛田昭夫氏の出身地で、彼は盛田の 15代目当主でもあったのだそうな。店内には盛田氏を紹介する常設展があり、これがなかなか興味深かった。SONYの製品にお世話になりまくった多感な音楽少女時代を思い出し、盛田氏の肖像写真に思わず礼。
小鈴谷近くのエリアには番外・曹源寺と 58番 59番がほぼお隣さんというくらいに並んでいる。少し離れて 60番・安楽寺はのどかな田畑の中の小高い丘の上。うぐいすの声が聞こえる。日の光が燦燦と注ぐ境内は綺麗に整美されていて中央あたりに建っている石塔の周りは本四国のお砂踏みになっているので、当然周る。さて、もうこれで何回本四国を巡った計算になるだろうか。納経所前にある、枯山水の庭を眺め、うぐいすの声を聞きながらしばらくぼ?っとする。京都の龍安寺の枯山水は有名だが、小さいながらもこちらの枯山水もなかなか。こんなに近所で枯山水の庭が堪能できるとはなんだかお得感満載である。それにしても、どうやって砂を整えるんだろう ??足跡がひとつも無いんだもの。ま、まさか、ミステリーサークル?な?んて思いつつ、今回のお参り終了!
跡は寺の前の急坂を下って左へしばらく行った所にあった。後方に義朝像が建っているのだが、その顔が湯殿を睨み付けているようにも見える。さぞ無念だった事だろう。お風呂入ってる時に襲われたら、何も出来ないもんねぇ・・・。ところで「湯殿」は「ゆどの」ですよ、皆さん(え、当然?)。ご住職の前で「ゆでん」と口走ってしまい、失笑を買ってしまった。「ゆでん」じゃ「油田」じゃんねぇ・・・。歴史の勉強の前に日本語の勉強をしろよ、っつー話である(ああ、恥ずかしい)。
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