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30号 おもしろ企業博物館
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國盛 酒の文化館
【半田市】
上/直径3mの木製器具「アミダ」
中/國盛 酒の文化館正面
下/日本酒の知識などの紹介パネル
尾州半田は、江戸と上方の中間に位置したことや温暖な気候に恵まれ江戸時代から酒づくりが盛んな地域だ。この好環境を背景に國盛は、弘化元年(一八四四年)に創業され「中国銘酒」として多くの人から愛されてきた。
半田運河沿いには、江戸時代からの醸造蔵が今でも数多く残っている。そんな一角に中埜酒造の「國盛酒の文化館」がある。館内に入ると、酒つくり唄がBGMとして流されている。ゆったりした唄を聞いていると、江戸時代にタイムスリップしたような錯覚さえおぼえる。各工程にそれぞれの唄があり、杜氏のテンポに合わせていたという。何回唄えば何時間というように、時間を計る目安になっていたようだ。唄の上手さも仕事の能力だったのだろう。
昔の酒つくりの道具が所狭しと展示されているが、これらのすべてが木製というのも興味深い。それにしても道具としての「使いやすさ」がよく考えられているのには感心した。「アミダ」と呼ばれている直径三メートルの木製器具は、桶などの道具を一階と二階で上げ降ろしするのに使われたという。先人たちの酒つくりの知恵と技術は、現代の先端技術にも脈々と受け継がれている。
館内をひと巡りした後は、お休み処で國盛のきき酒を楽しむことができる。また、酒の文化館限定の生酒や國盛の各種の清酒を買うこともできる。
國盛 酒の文化館 DATA
半田市東本町2−24
TEL.0569-23-1499
http://www.nakanoshuzou.jp
名鉄河和線知多半田駅から徒歩15分
JR武豊線半田駅から徒歩7分
【開館】10時〜16時(12時〜13時休憩)
【休館日】毎月第3木曜日(木曜日が祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日〜1月5日)
盆休み(8月中旬4日間)
入館料無料、電話予約要
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